映画 『 かいじゅうたちのいるところ 』
浜辺のシーンで、かいじゅうキャロルの気持ちにシンクロしてしまった。
映画を見ながら、号泣したり大笑いするのが好きなのだけど、
まさかこの映画でこんなに涙がでるとは思わなかった。
かいじゅうたちは、毛むくじゃらの質感や体温、重さがリアルに感じられるように着ぐるみで撮影されていて、表情だけはCG技術を重ねたのだそう。
驚くほどとても良くできている。
監督は、スパイク・ジョーンズ
絵本の原作者のセンダックが、彼を監督に指名した。
「 僕はこの絵本を個人的な作品として書いたんだから、君もこの映画を個人的な作品として撮るべきだ 」
とアドバイスしたのだそう。
気持ちが空回りしたときや、想いがうまく伝わらなかったときに、大人になるほど感情をいなすことを覚えるけれど、子どもは全力で傷ついていく。
かいじゅうたちの妙に人間くさい感じと、その風貌が可愛らしくてツボ。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…..