映画 『 アデル、ブルーは熱い色 』
La vie d'Adèle. 3 hours in 3 minutes.
教師を目指す高校生アデルは、運命的に出会った画家エマに魅了され、
情熱的に愛し合うようになる。
数年後、念願の教師になったアデルは、アデルをモデルに絵を描くエマと一緒に住み、
幸せに満ちあふれた生活を送っていた。
しかし、エマの作品披露パーティーをきっかけに、少しずつ二人はすれ違っていく
『ミッドナイト・イン・パリ』 の、パリの本屋のお姉さん、
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 の女殺し屋、
『美女と野獣』の美女 、
そして、『007 スペクター』 の、ボンドガール
レナ・セドゥの顔と雰囲気がすごく好きで、
ストーリーにはとくに惹かれなかったんだけど、借りてみた。
すごくいい映画だった。
女の子同士の本気なセックスシーンが話題だったそうで、
好きな人を見つめる、戸惑う、揺れる、ふとこぼれ落ちる自然なアデルの表情がとても魅力的だった。
たまたま好きになった人が女性だったというアデルと、根っこからレスビアンのエマの、細かいズレの描き方も丁寧で分かりやすかった。
印象に残ったのは、
アデルが、画家のエマ(レナ・セドゥ)と別れるところ。
アデルはあまり感情表現が豊かな方ではないんだけど、もう心の底から悲しんで泣くもんだから、
後悔も寂しさもごちゃ混ぜで嗚咽しながら、泣きながら街を歩くところとか、
ぐっときた。
綺麗な人
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