映画 『ダラス・バイヤーズ クラブ 』
主演マシュー・マコノヒーがすごい。
脇をかためた、性同一性障害のエイズ患者・レイヨン(ジャレッド・レト)もすばらしかった。
ストーリー
1985年、HIVの知識はまだ一般的ではなく、蔓延しはじめていた時代、
ある日突然、電気技師ロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は、HIV陽性と判断され、余命30日の宣告を受ける。
米国には認可された治療薬が少ないことを知り、
その代替薬を密輸して『ダラス・バイヤーズクラブ』というアングラ組織をつくるのだが、、
この映画をみて、
製薬会社や医師= 悪と見るのは、安易で愚かだと思う。
人一人の力で、有用な無認可薬を、国に認可させた功績は、
対立する悪(この場合は製薬会社や医師、薬)があるからこそ、分かりやすくはなるけれど。
ロンの視点は変わっていく。
電気技師から、HIV患者、そして経営者へ立場は変わるけれど、本人が変わるわけではない。
立場によって本人が変わるわけではないけれど、視点が変わる。
そこがおもしろかった。
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