映画 『 カイロ・タイム 異邦人 』
女性誌の編集者ジュリエットは、パレスチナで働く国連職員の夫と休暇を過ごすために、初めてエジプトのカイロを訪れる。
仕事の都合で、大幅に到着が遅れることになった夫の代わりに、
夫の部下だったエジプト人のタレクが、街を案内することに。
ジュリエットの身のこなしも佇まいも、洗練されて品があって、
さじ加減というか、道理をわきまえている大人同士のやりとりが素敵。
異国で、タイムリミットがある。
その状況で、相手への好意と好奇心が芽生えることは自然にあるだろうし、
だからといって安易に愚かなことをしない、
二人に想像力と知性があるので、ハリウッド的恋愛の雑さは皆無。
仕事でピラミッドへ行った友人がいて、
コウモリ除けの防護服の話が印象に残っていた。
エジプトの、 景色がとても綺麗な映像を見れて良かった。
街並も、暮らす人々も、自分もそこを旅をしているような気分になった。
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