映画 『 私の男 』

小説 『 私の男 』を読んだときに、作家の桜庭一樹さんをずっと男性だと思っていて、

女性だと知ってとても驚いた。

意外に思った。

登場人物たちの感情の交わりの濃さに引き込まれたので、

これがどのように映画で表現されるのか、とても楽しみに待っていたのだけど、

いざ映画化されたら、いまいち気分が乗らない。

ようやく借りて見てみたら、二階堂ふみ さんという若手の女優さんが魅力的だった。

小説のドロドロしていたところが、

映像になるとより湿度が増して感じられる。

北海道の流氷の映像とかとても綺麗だけど、

でも、見終わったあとに速攻部屋を換気したよね。 

登場人物たちの気持ちに、まったく共感できないの。なので息苦しかった。

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