映画 『 いとしきエブリディ 』
音楽と景色がとても素晴らしい映画。
こどもたち四人は、本当の兄弟で
マイケル・ウィンターボトム 監督 は、五年の歳月をかけて、
彼らの成長とともに映画を撮ったそうだ。
ストーリーはフィクション。
一台のカメラで撮ったという映像はドキュメンタリーのようだった。
このママ ( シャーリー・ヘンダーソン )がスーパー可愛くて、しかもすごい人で、
パパが刑務所に服役している数年間、
子どもたちを連れて遠い街にある刑務所まで会いにいき、
学校の送り迎え、休日は一緒に遊び、昼間はスーパー夜はパブで働く。
しっかりと浮気もして( ここ、ほんとに偉いと思った、心が潰れてはいられない。)
でも、旦那さんのことをたまらなく愛してるのがすごく伝わってくる。
浮気を伝えるタイミングも、出来る女だった。
子どもの自然な表情をよく捉えていて、
演技半分、あとは本当の兄弟ならではの空気感がそのまま出ていてすごく良かった。
私も四人兄弟で育ったので、
幼い頃の独特の結束感が、懐かしくて胸がじわっとした。
兄弟は味方で、いまでもそれぞれがとても愛しいし大切。
四人というのはすこし特別な関係になると思う、
小さい頃一緒に過ごした時間は、宝物のようだったなと思った。
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