moiの日記 おまけ

映画と本  時々 ハリネズミ

2015-01-01から1年間の記事一覧

映画 『 扉をたたく人 』

映画『 扉をたたく人 』:予告篇 -YouTube シャンべの響きを聞きたくなったら、何度でもこの映画を見る。名作。 楽しいフリ 素敵なフリ 活動するフリ . . . 「 フリ 」だけになっていないか。自分を顧みる。 *…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…..

映画 『 マリア・カラス 最後の恋 』

映画の醍醐味。 恋い焦がれ、愛する人に気持ちを燃え上がらせていくマリア・カラスの悲恋は、震えるような魂の歌声と相まって胸に響く。 途中、いやいや この男だめだよやめなよって 気持ちになるんだけど、 この『 ハバネラ 』を聴くだけでも 十分見応えの…

映画 『 ある過去の行方 』

『ある過去の行方』予告編 イラン出身の鬼才、アスガル・ファルハーディー 監督が放つサスペンス。 人間の奥底にある、業を浮かび上がらせていく。 『 彼女が消えた浜辺 』 がとても良くて、この映画も期待して見た。 この人の独特の世界観がやっぱり好きだ。…

映画 『やさしい嘘』

エカおばあちゃんは、85歳で女優デビューした方だそう。 母マリーナと、孫娘のアダ。 この三世代の女性たちが織りなす、相手を思う故の嘘と、葛藤。 女性監督の繊細さで、心をすくいあげていく。その視点が優しい。 光の使い方がとにかく綺麗。 グルジアとい…

映画 『サイド・エフェクト』 

サイドエフェクト= 副作用 新薬の副作用によって夢遊病となり、夫を殺害してしまった女性。 この女性演じる、女優 ルーニー・マーラ が上手い。 本当の精神病患者のように自然。 彼女の治療にあたった精神科医は、ジュード・ロウ 。 彼は、この悲劇の裏側に…

映画 『 路上のソリスト 』 

路上のソリスト LAタイムズの記者ロペスが出会った、路上生活者のナサニエル。 彼は、統合失調症を発症し、ジュリアード音楽院を退学した天才チェリストだった。 壊れかけた弦二本のヴァイオリンを路上で弾くナサリエルは、心底音楽を愛している。 ロペスが…

映画 『カルタヘナ 陽だまりの絆』 

コロンビアの、カルタヘナ が舞台。 ソフィー・マルソーが、自動車事故で首から下いっさいの自由を奪われた気難しい女性を演じるのだけど、もう最初から最後まで、その透明感に釘付け。 美女力! カルタヘナの町並みに情緒があって、風景もとても綺麗だった…

映画 『ダラス・バイヤーズ クラブ 』

映画『ダラス・バイヤーズクラブ』予告編 主演マシュー・マコノヒーがすごい。 脇をかためた、性同一性障害のエイズ患者・レイヨン(ジャレッド・レト)もすばらしかった。 ストーリー 1985年、HIVの知識はまだ一般的ではなく、蔓延しはじめていた時代、 あ…

映画 『バチカンで会いましょう』

映画『バチカンで逢いましょう』 女優マリアンネ・ゼーゲブレヒトのための映画。 もう、とにかく可愛い。 映画『バグダッド カフェ』が良かったので借りてみたけど、 これもとっても楽しい映画。 *…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…..

映画 『 LIFE! /ライフ』 

主人公ウォルターが勤める、フォトグラフ雑誌『LIFE』のスローガンが随所に光る。 To see the world, Things dangerous to come to, To see behind walls, To draw closer, To find each other and to feel.That is the purpose of life.世界を見よう危険で…

映画 『悪の法則』

映画『悪の法則』予告編 一回見たときに、もう二度と見ないだろうと思った。 役者は素晴らしいし、ストーリーに引き込まれた。 ただ、見終わったあとに怖くて気持ち悪い後味しかなくて、落ちた穴からいくら上を眺めても、穴に落ちる前には戻れない絶望感が覆…

映画 『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』

映画『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』予告編 ストーリー インド洋で遭難してしまいたった一人で孤独や命の危険との闘いを強いられた男を、名優ロバート・レッドフォードが演じる。自家製ヨットでの気ままな航海の旅が事故により一転、大自然の猛威に…

映画 『 ハンナアーレント 』

映画『ハンナ・アーレント』予告編 ストーリー 1960年、ナチス親衛隊でユダヤ人の強制収容所移送の責任者だったアドルフ・アイヒマンが、イスラエル諜報(ちょうほう)部に逮捕される。 ニューヨークで暮らすドイツ系ユダヤ人の著名な哲学者ハンナ(バルバラ…